アラサー男子の介護奮闘日記

介護施設の日記、介護情報などを配信しています!野球とゴルフとラーメンが好きです(^o^)/

野球部

今週のお題「部活動」
部活ですか、何だか懐かしい響きですね。
僕は、中学では野球部に所属していました。同窓会や、久しぶりに友達と会うと必ずと言っていいほど話に出るのが、校歌を唄えと言われて唄わなかった事件。



話は、3年生最後の夏の試合間近だったと記憶しています。練習も日が暮れてきた終わり頃、ノックの時間だったでしょうか。ダッシュの時間だったでしょうか。記憶は曖昧ですが、先生に突然呼び出されました。他の皆は練習を続けています。ベンチに座った先生と、向かい合った僕。話は声が出てないとのこと。セカンドベースに行って校歌を唄ってこいと言われた僕は、黙ったままそこに立っていました。



当時の僕は、校歌を唄う意味も分からなかったし、皆の前で唄うなどもっての他だと、羞恥心や変なプライドから、足を動かすことを拒み続けていました。沈黙の中、脱帽している僕の顔の周りに小さい虫が飛び回ってうっとうしいと思っていた記憶があります。


そんな中、業を煮やした先生が、声を荒げます。
ダッシュしていた皆の中から後輩を一人指名して、あろうことかセカンドベースに行かせて校歌を唄わせたのです。後輩は返事をしてすぐに校歌を唄いました。【すごい】僕はただただ感心すると共に、申し訳なさでいっぱいになりました。


それでも、足は動きません。今度は同級生を指名して唄わせました。唄わされた二人は今も覚えています。本当に申し訳ない。ダッシュしていた皆は、早く唄えよ、って思っていたことでしょう。指名されたらと、どきどきさせてしまっただろうな。


唄った後、先生は言います。『あいつらが唄ったのにお前は唄わないのか』と。『いえ』『じゃあ唄ってこい』『……』沈黙が続きます。結局唄うことはありませんでした。
解散後、『○○、ちょっと来い』と呼び出されました。話の内容は正直覚えていませんが、このままでいいのかということ、高校では毎日校歌を唄うこと等を言われたような思い出があります。


やれやれ、やっと帰れる、と思っていた時心配していてくれたみたいで友達が、校門で待っていてくれて一緒に帰りました。



思い出すと色々あった三年間でしたが、このエピソードは自分の中のランキング上位に入ります。


その他、最後の試合4番に回るのに暴走して試合を終わらせてしまったこと、先生を怒らせて皆で広場に集まって話し合いをしたこと、冬のサッカー、ランニングで新年の学校挨拶周り、キャッチボールで変化球の練習、それがバレての連帯責任ダッシュ等々、色んな出来事、エピソードがあります。


文章を簡潔に書くのが苦手なので、また気が向いたときに書いてみたいと思います。


最後に、あんなに皆の前で何かをするのがとても嫌だったぼくが、デイサービスで働き、高齢者のレクリエーションをしたりマイクを持って挨拶したりしています。大したことはしてないけど、当時の先生、友達、先輩、後輩が知ったらビックリすることだろうなぁ。


長い文章最後まで見て頂きありがとうございました。